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【レビュー】1万円の選書サービス「ブックカルテ」を使ってみた!本好きにおすすめの選書体験

本屋での直感的な出会い、友人のおすすめ、ネットのレビュー──

さまざまな選択がありますが、もし書店員さんに選んでもらえたらどうでしょうか?

今回、1万円分の本を選んでくれる選書サービス「ブックカルテ」を実際に利用してみました!

事前にカルテに回答するだけで、自分にぴったりの本が届くというとてもユニークなサービスですが、本当に満足できる選書なのか?

”自分で選ぶ読書”と比べてどう違うのか…?

この記事では、申し込みから本が届くまでの流れ選書クオリティ、そして本が届いた感想を詳しくレビューしていきます。「気になるけど、実際どうなの?」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!

ゆさ
ゆさ

\この記事でわかること/

●選書サービス「ブックカルテ」とは?
●自分で本を選ぶのと、プロに選んでもらうのでは違うのか?
●どんな人に向いているサービスなのか?

次に読む本、どうやって選んでいますか?

本屋で表紙に惹かれたり、ネットのレビューを見たり、友達から勧められたり──どれを選ぶかは人それぞれですよね。

今回、私が試したのは、1万円分の本を選んでお届けしてくれるブックカルテ」です!

「選書サービスって実際どうなの?」という疑問を持つ方も多いと思います。 それでは、この記事では、選書サービスの魅力や実際に使ってみた感想をたっぷりご紹介します!

選書サービスとは?

選書サービスとは、本を選んでもらえる新しい読書スタイルのことです。

本を読むのは好きだけど、「次、何を読もうかな?」と悩むこと、ありませんか?

選書サービスは、そんな人のために書店員さんやプロ「この本、あなたに合うと思います!」本を選んでくれるサービス。事前に好みや興味を伝えれば、それをもとに自分では気づけなかったぴったりな本を選んでくれます。

「選んでもらった本って、ほんとうに自分に合うの?」と半信半疑な方もいるかも知れません。でも、自分では手に入らない本が意外とあったり、新しいジャンルに挑戦するきっかけになったり、思いがけない出会いがあるのがこのサービスの魅力です。

選書サービスを利用するメリット

選書サービスはまるで、一流のシェフが好みに合わせてフルコースを組んでくれるような感覚なんです!

  • 本選びの手間が省ける(選んでくれるワクワクもある!
  • 自分では選ばない本と出合える(新しい発見!
  • 読書の幅が見つかる(マンネリ打破!

ちょっと心配なところと言えば……

  • 自分の好みにピッタリと合うとは限らない(でも、それも楽しい!)
  • コストがかかる(1万円分の価値を感じられるかがポイント)

選書された本の中に交換してほしい本がある際はその旨を伝えられるので、まったく好みに合わなかった!ということはありません。

ブックカルテとは?

さて、今回私が試したブックカルテという選書サービス。

北海道の本屋さんである『いわた書店』さんが始めたという「一万円選書」。

読書傾向などを書いた問診票(カルテ)をもとに書店員さんが自分だけの本を選んでくれるサービスなんです!

事前アンケートに回答するだけで、1万円分の本が届きます!

まずは、申し込み時にアンケートに答えます。好きな本のジャンルやこれまで読んだ本、今の気分などを伝えだけでOK。あとはプロの選択書家が、あなたにぴったりの本を選択してくれます。

プロが選ぶ「あなたのための本」!

選んでくれるのは、ただのAIやアルゴリズムではなく全国にある書店の書店員さん。

私が利用した当時では、全国51店舗の書店員さんたちがいらっしゃいました!

届く本はすべて新しい!どんな本が届くかはお楽しみ!

古本ではなく、新しい本が届くのも嬉しいポイント。

本が開く瞬間の「ワクワク感」を大切にしているサービスなので、届くまでワクワクが続きます。まるで本好きのための福袋みたいな感覚です!

こんな人におすすめです!

「最近、読む本がマンネリ化している…」

「本を選ぶのに時間がかかる…」

「サプライズ感を楽しみたい!」

いつも同じ作家さんやジャンルばかり選んでしまい、新しい読書体験をしたいと思っている人や、忙しくてなかなか本屋さんへ行けない人、自分へのご褒美を用意したり、ワクワク感が欲しい人にピッタリです!

逆に、「自分でじっくり選びたい派」や「もう読みたい本が決まっている人」には向かないかも知れません。でも、新しい読書の楽しみ方を試してみたいなら、一度は体験してみる価値アリ!

次の章では、私が実際にブックカルテを申し込んでみた流れや、届いた内容をご紹介していこうと思います。

ブックカルテを実際に使ってみた

年間180冊の本を読めた私ですが、実際のところ本を選ぶのは「直感」なんです。

なんとなく気に入った本”を選んでいるので、『自分の好みを知りたい』、『私に合う本を選んでほしい』と思い、このサービスを利用しました!

申し込みから本が届くまで、そして読んでみた感想までレポートしていこうと思います!

申し込みと選書カルテの内容

申し込みの手順(サイトでの流れ)

まずは、公式サイト「ブックカルテ」から申し込みをします。手順はとってもかんたん!

「ブックカルテ」お申し込みの流れ
  • 「選書してもらう」というボタンをクリック
    引用:ブックカルテ
  • 書店員さんを選ぶ

    引用:ブックカルテ

    カテゴリやフリーワードから選んでもOK!
    画面をスクロールしていくと書店員さんと、その書店員さんの選ぶカテゴリが表示されるので、自分に合った選び方ができますよ!

  • 書店員さんを選んだら「選書してもらう」をクリック

  • カルテを記入していく(※ここ超重要!)

    ※マイカルテの記載があると、そこから引用できます!f
    「性別」「年齢」を選択後、5つの質問に回答しました。

  • 決済方法を選択

    決済方法を入力すると確認画面が出ますので、「OK」を選択します。
    金額は、12,500円(※税+送料・選書料を含む)
    これで申し込み完了です!

選書カルテの内容と回答のポイント

このカルテ、めちゃくちゃ大事なんです!

ここでしっかしと自分の読書傾向を伝えないと、満足度に大きく影響してきます。

引用:ブックカルテ
Q1.これまでに読んだ本で印象に残っている本BEST10を教えてください。(それより多くても構いません)

「ここで好みの傾向を確認するのかな?」など、出しゃばった考えをしましたが、私がこれまでに読んだ本の名kで、素直に印象に残っている本を選びました。

10冊に絞れず、15冊になってしまいましたが……。

Q2.本を選ぶ時に、どのような基準で選んでいますか?(ジャンルや好み、目的、読みやすさなど)

明確に「この作家さんがいい!」「このジャンルしか読まない!」と決めていなければ、直感がおすすめです。

わたしは、「どんな時に本を読みたくなるか」も書いてみました。本が読みたくなる気持ちというのが一番素直に表せると思ったからです。

Q3.苦手な本のタイプはありますか?(ハードカバーは苦手、ホラーは避けたい…など)

どうしても読みたくない!と、断言できるものだけを書きました。

わたしは、ホラーや、人間関係がドロドロ、病気や余命が関係してくる内容を書きました。

Q4.あなた自身のことを、教えてください(家族構成、普段の生活、価値観、好きなこと、きらいなこと、大切にしていること、仕事の内容など)

自分のことってなかなか表現しにいですよね…。

そこで私がやってみたのは、『遠距離をしている恋人に向けた手書きでの手紙』を意識て書いてみました。

「最近、こんなことがあったんだよね…。」

「こんなことが嬉しかったんだよ!」

という気持ちで自分自身のことを表現できたと思います。

Q5.届く本に期待する読後感はどんなものですか?(読み応え、読んだ達成感、効率的に情報をキャッチできることなど)

この質問の解答は文章にするのが難しくて、「ドキドキ」「すっきり」「ワクワク」といったオノマトペで書きました。

\ 回答のコツ /
  • 具体的に書く:できるだけ詳細に書く
  • 広めにリクエストする:あまり細かいと選択書幅が狭くなる
  • 「今の自分の気持ち」を大事にする:より自分にピッタリの選書に!

待ちに待った選書本!

カルテの回答をしてから約1週間ほどで、ついに選書が届きました。

開封の瞬間は、まるで自分だけのプレゼントを開ける瞬間みたいな興奮感!

  • 全部気になる!
  • 普段は選ばないようなジャンルがある
  • ちょっと意外だけど、気になる本がたくさん!

選書された本と第一印象

1冊目:京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色

京都にゆかりのある8名の作家が綴る、京都SFアンソロジー。

ゆさ
ゆさ

妖怪もお寺も出てこない!京都を違った方向から見れる!

2冊目:パッキパキ北京:綿矢りさ

著者自身の中国滞在経験とその観察力が炸裂する、一気読み必至の“痛快フィールドワーク小説”!

ゆさ
ゆさ

著者の経験が活かされているのは気になる!

3冊目:音のない理髪店:一色さゆり

作家デビュー後、前に進めなかった五森つばめが祖父の半生を描くことを決意する。

──時を超えて思いがつながっていく、実話に基づく物語

ゆさ
ゆさ

最近読んでいた『モネの宝箱』の作者さんということで期待度◎

4冊目:扉の向う側:ヤマザキマリ

地球の片隅で凛と生きる人たちーー
「ku:nel」人気連載エッセイ、オールカラー画で待望の書籍化。

ゆさ
ゆさ

普段はあまり読まなかったエッセイ本。異国の人々との出会い、気になる!

5冊目:表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬:若林正恭

第3回斎藤茂太賞受賞! 選考委員の椎名誠氏に「新しい旅文学の誕生」と絶賛された名作紀行文。

ゆさ
ゆさ

以前、読書友達からもおすすめされていた一冊なので興味津々!

6冊目:舟を編む:三浦しをん

新しい辞書『大渡海』の完成に向け、出版社の営業部員・馬締光也と編集部の面々の長い長い旅が始まる。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!

ゆさ
ゆさ

いつか読みたい!と思っていたので選書されて嬉しい!

7冊目:ぼろ着のディック:Horatio Alger

1800年代のニューヨーク。路上で暮らす靴磨きの少年ディックが、無一文から成功の階段をのぼり始める・・・!アメリカンドリーム、自己啓発の原点がここにある。

ゆさ
ゆさ

『150年以上読み継がれている本』は気になる!

8冊目:ミーナの行進:小川洋子

ミュンヘンオリンピックの年に芦屋の洋館で育まれた、ふたりの少女と、家族の物語。あたたかなイラストとともに小川洋子が贈る傑作長編小説。

ゆさ
ゆさ

小川洋子さんの作品は心温まるので楽しみ!

選書の満足度

「自分で選ぶ読書」との違い

本を選ぶ時って、「普段読んでいる作家さんの新作を選ぶ」「好きなジャンルから選ぶ」「話題の本をチェックする」ということが多くありませんか?

これはこれで楽しいんですが、どうしても「知っている範囲」にとどまりがち……。

選書サービスを利用してみたら…
  • 自分では選ばなかった本と出会えることができる
  • 新しいジャンルへの入り口になる
  • 「何を読もう?」と悩む時間ゼロ!

自分で選ばないからこそ、新しい発見があるのが「選書サービス」のいいところ!
読書の幅を広げたい人にはピッタリなサービスだと感じました。

驚きのある読書体験

ブックカルテを使って一番良かったのは、「え、これ読んでみたら意外と面白い!」という驚きがあったこと。

特にエッセイは、「あまり考えない、自分では買わなかった本」だったけど、いざ読んでみると…めちゃくちゃ刺さった!

  • 「このジャンル、意外と好きかも?」という気づきがある
  • 普段の読書スタイルではない、初めての本との出会いが楽しい

まるで、知らないお店にふらっと入ってみたら、めちゃくちゃ美味しい料理に出会ったような感覚!「読書の冒険」を楽しみたい人にはおすすめです。

コストパフォーマンスを考える

さて、いちばん気になるのは…

「1万円の選書サービス、本当にその価値はあったのか?」

ゆさ
ゆさ

結論として、満足度はものすごく高かったです!!

でも、1万円分の価値を感じられるかどうかは人それぞれだと思います。

  • 1万円分の本が届く(市場価格的には納得の値段)
  • 本を選ぶ時間が省ける(忙しい人には大きなメリット!)
  • 「新しい本との出会い」という体験価値がある

特に「本を買うとき、ちょっと同じようなものばかり選んでしまう」という人には、このサービスの価値は大きいです!

ただし、「自分で好きな本をじっくり選びたい人」「もう読みたい本が決まっている人」にはコスパが不安かも

まとめ:ブックカルテは、体験価値に期待できるサービス!

選書サービスを利用したのは「普段の読書のマンネリ化」を感じたことがきっかけだったけれど、期待以上に満足できる結果でした。

\ こんな人におすすめ /
  • 本を選ぶのが苦手な人→迷わずに本を手に入れられる!
  • 読書の幅を広げたい人→何気ない本との出会い!
  • サプライズを楽しみたい人→いつ届くのかワクワクできる!

ただし、「自分でじっくり選びたい人」や「もう読みたい本が決まっている人」には向かないかも。

\ 利用時の注意点 /
  • アンケートはしっかり書こう! → 好みを伝えるために満足度が低い
  • 100%好みに合うとは限らない→ 「新しい発見」を楽しむ気持ちが大切
  • コスパをどうするか? → 「選書サービスの体験」に価値を感じられるかどうか

本好きなら一度は試してみる価値アリ!読書の新しい扉開いてみたい人には、ワクワクする体験が待っていました。

そして、定期的に利用したい!と思えるサービスです。

選書してもらう時に書くカルテも、次に書くときにはまた違う内容になっていると思うし、その時に自分の今の気持ちを知れるのはとても思います。

読書好きのみなさんに、もっと知ってもらいたいと思えるサービスでした!

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