2月22日は『猫の日』なんです
猫好きにとって、特別な日ですよね!
もふもふの毛並み、まんまるな瞳、自由気ままで愛らしい姿。
こんな猫たち、物語の中でもたくさんの人を癒し、時には驚きや感動を与えてくれます。
今回は、そんな猫が登場するおすすめの本を10冊ご紹介!
ふと一息ついて、物語の中の猫たちと一緒に過ごしてみませんか?

こんにちは、ゆさです
この記事を書いている私は、もともと読書が大の苦手でした。
アラサーになり本を読むようになって感じたことをそのまま表現しています!ぜひ、本選びの参考にして頂けたら嬉しいです♪
この記事を読むと…
- 癒しとリラックス効果
- 心の豊かさと想像力の刺激
- 日常から離れ、ほっこりとした気持ちになれる
あなただけの一冊が見つかりますように!
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『猫の日』に読んでみたい!?おすすめの本
①スイーツと占星術の世界へ!【満月珈琲店の星詠み】

作者:望月麻衣さん
「星を詠む猫がいる珈琲店」、そんな不思議な設定に惹かれて手に取ったのが『満月珈琲店の星詠み』です。
物語の舞台は、静かな夜にひっそりと営業する珈琲店。
ここには、星を詠む力を持った猫がいて、訪れる人々の心にそっと寄り添います。
悩みを抱えた人、過去を振り返る人、新しい一歩を踏み出したい人。
幻想的な世界観と、描かれる人間模様が魅力的。
読んでいると、まるで自分も満月珈琲店の一角に座って、香り高いコーヒーを片手に猫の星詠みを聞いているような気分になります。
そして、この物語の素敵なところは、猫が「出会い」と「奇跡」を繋ぐ存在として描かれてあります。
星を見つめる猫の瞳に、誰かの願いが映り、それがまた別の誰かの希望へと繋がっていきます……
・幻想的な世界観と温かい人間模様。
・猫が繋ぐ出会いと奇跡のストーリー。
②絵本のような優しさ 『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』

作者:万城目 学さん
タイトルを見た瞬間、「どんな物語なんだろう」と思いました。
この『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』は、少女と賢い猫のマドレーヌ夫人が織りなす、心温まる日常の物語です。
かのこちゃんは、ちょっぴり不思議で好奇心が旺盛の女の子。そしてマドレーヌ夫人はただの猫ではありません。賢くて落ち着いた雰囲気を持っている、かのこちゃんのお姉さんのような存在です。
温かい日常のお話のほかにも、どこか切なくて、胸がキュンとなるシーンもちらほら。
「大人になること」や「大切なものの別れ」など、少しだけ哲学的なテーマも描かれているので、子どもだけでなく大人になった人の心にも深く響きます。
ぜひ、マドレーヌ夫人に会いに、ページをめくってみませんか?
・童話のような可愛らしさと、少し切ないエピソード。
・子どもから大人まで楽しめるファンタジー要素。
③幸せのとなりに猫がいる 『ブランケット・キャッツ』

作者:重松 清さん
猫好きの人にぜひ読んでいただきたい!心がほっこりする短編集がここにあります。
この猫たち、飼い主が変わるたびに、新しい家、新しい人々との出会いを繰り返します。そしてその出会い一つひとつが、小さな奇跡を繰り返していきます。
印象的だったのは、猫たちはただ「歩いている」のではなく、訪れた人々の心にそっと寄り添うということ。ある人は大切な人を思い出し、またある人は新たな一歩を踏み出す勇気をもらいます。
癒されたいとき、ちょっと気持ちが沈んだ時、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
猫たちの小さな冒険と奇跡が、読んだ人の心にも静かに寄り添ってくれるはず!
・短編形式でサクッと読める。
・心温まるストーリーが完成して癒される。
④心をほぐせるお話 『ネコシェフと海辺のお店』

作者:標野 凪
「猫がシェフ?」そんなユニークな設定に思わず惹かれたこの本。
物語の舞台は、波の心地よい海辺の小さなレストラン。ここで腕を振るうのは、猫のシェフ!でも、このネコシェフ、ただ可愛いだけじゃないんです。
料理の腕前は本物で、海辺の新鮮な魚介を使った料理が、ほぼ目の前にあるように描かれています。物語には、海辺のお店を訪れるお客さんとの温かいエピソードが気持ちをほっこりさせてくれます。
悩みを抱えた人、旅の途中で立ち寄った人、そして、ふらりとやってくる猫たち…。ネコシェフが作る料理には、ただおいしいだけではなく、人の心を癒す不思議な力があるようです。
この物語を読んだ後、きっとあなたもネコシェフの料理を贅沢にしてみたくなるはずです。
さあ、海辺のお店へ、心を癒す旅に出てみませんか?
・猫がシェフというユニークな設定。
・美味しそうな料理描写でお腹が空くこと間違いなし!
⑤とにかく可愛い! 『今日も一日きみを見てた』

猫って、どんなことを考えているんだろう…?
そんな風に感じたことはありませんか?この本は、猫の視点から飼い主との日常を綴った物語です。猫たちの愛らしいしぐさの裏に隠された真実や、飼い主に対する愛情がリアルに描かれています。
そうそう、猫の独特なツンデレ感も見事に描かれています。普段はそっけないのに、ふとした瞬間に見せる甘えん坊な一面、飼い主が落ち込んでいる時、そっと寄り添ってくれる姿。
朝起きたら頭の上に載っている猫、仕事から帰ったら、得意げにいたずらの後を見せつけてくる姿…。読み進める度に「あるある!」と思わず共感してしまいます。
猫が見ている世界を感じたい、そんな気持ちにさせてくれる一冊です。
今日も一日、きみを見て――その優しいまなざしの意味を、ぜひ感じてみてください。
・猫の愛情と視点が視点で描かれている。
・猫好きなら共感間違いなしのリアルな描写。
⑥お客はみんな”猫”の銭湯! 『みゃーこ湯のトタンくん』

作者:スケラッコ
昔ながらの銭湯って、なんだかほっとする場所ですよね。
『みゃーこ湯のトタンくん』は、そんな懐かしい銭湯に住む猫・トタンくんの日常を描いた、ほのぼのストーリーです。
物語の舞台となる「みゃーこ湯」は、昭和レトロな情景がそのまま残った、昔懐かしい銭湯。 湯気が立ちのぼる番台、ガタガタと音を立てる脱衣所のロッカー、そして湯上がりに飲む瓶の牛乳。
銭湯に集う人々との交流も、この物語を優しく彩っています。
常連さんのおじいちゃん、学校帰りの子どもたち、恋に悩む若者……。
トタンくんは、そんな人の悩みや楽しみを、黙ってそばで見守りながら、時々そっと寄り添います。
さて、今日はみゃーこ湯に行って、トタンくんと一緒にのんびりしませんか?
猫好きにはもちろん、昭和レトロな雰囲気が好きな方にも、ぜひおすすめしたい物語です。
・昔懐かしい情景と猫らしさがマッチ。
・癒し系で気分転換にぴったり。
⑦トラネコの不思議な物語 『100万回生きたねこ』

作者:佐野 洋子
「100万回も生きた猫って、いったいどんな猫なんだろう…?」
100万回も生まれ変わった猫は、王様の猫、船乗りの猫、サーカスの猫、泥棒の猫…。様々な飼い主に出会い、何度の死を経験し、何度も生まれ変わっていきます。
それでも、そんな猫が一度だけ、本当の「愛」を知ります。白く美しい猫との出会いが、100万回も生きていた猫の心を少しずつ変えていきます。そして、その愛を知った時、猫は初めて「生きること」と「死ぬこと」の意味を理解する……。
「生きることとは何か」
「愛するとはどういうことか」
読み終わった後、しばらく言葉が出てきませんでした。
でも、心の奥にずっと残り続け、そんな残りの韻があるのも、この物語の魅力だと思います。
「絵本なんて子供のもの」と思っている大人こそ、ぜひ読んでみてほしい一冊。
100万回生きた猫の、たった一度きりの本当の人生を、あなたも一緒に感じてみませんか?
・哲学的で考えさせられる内容。
・絵本ながら大人にも響く深いテーマ。
⑧フルカラー猫”人情”漫画 『トラとミケ』

作者:ねこまき
猫が登場する物語は数あれど、『トラとミケ』はその中でも特に心に響くハートフルなストーリーです。
主人公は二匹の猫、トラとミケ。トラは、ちょっぴり気が強くてツンデレなオス猫。 ミケは、穏やかで優しいながらも、どこか繊細なメス猫。性格は正反対の二匹ですが、いつも一緒に寄り添いながら、喜びも分かち合って生きています。
この物語の素晴らしいところは、猫を通して描かれる人間ドラマの深さ。
そして、感動的なラスト。
正直、涙なしでは読めませんでした。
二匹の猫と、それを見守ってきた人々が紡ぐシーンは、今後も最後までなく、心に深く刻まれます。
トラトミケの絆、そして人間との交流、生きることの意味をそっと教えてくれる物語。
『トラトミケ』、ぜひ一度読んでみてください。
きっと、あなたの心にも優しい灯火がともるはずです。
・猫を育てて描かれる人間ドラマが魅力。
・感動的なラストに涙するかも。
⑨小さな野良猫と、猫嫌いの男 『黒猫ノロと世界を旅した20年』

作者:平松 謙三
猫と一緒に世界を旅する――そんな夢のような冒険譚がここにあります。
『黒猫ノロと世界を旅した20年』は、旅する人と黒猫・ノロが織りなす、実話ベースの感動物語です。
この物語の最大の魅力は、なんなんとも「実話ベース」であること。
ノロと旅人が出会った人々とのエピソードは、どれもリアルで心に残ります。
異国の地での出会いや別れ、文化の違いに戸惑いながらも乗り越える勇気、そしてノロが見せる純粋な愛情……。 ページをめくるたびに、まるで自分も一緒に旅をしているような気分に。
言葉を交わさなくても、頭を抱えて、支え合う二人(?)の姿は、本当に感動的です。
特に、危険な状況や困難な場面でノロの勇敢な一面には、思わず涙がこぼれそうになりました。
世界を旅した黒猫ノロの、愛と冒険の物語。
あなたも一緒に、ノロと旅に出てみませんか?
・実話ベースで心に残る感動のエピソード。
・猫との絆のさを深く感じられる。
⑩この美少年、猫なんです 『黒猫王子の喫茶店~しっぽ短し恋せよ猫~』

作者:高橋 由太
「この美少年たち、猫なんです」という驚きの一文から始まる、ちょっと不思議でロマンティックな物語。
この喫茶店には、恋に悩む人が次々と訪れます。
片思いの人、失恋から立ち直れない人、長年のしばらくに苦しむカップル……。
何と言っても、この物語の魅力は、ファンタジックな世界観とロマンティックな展開のバランスが絶妙なこと。
黒猫王子のクールでツンデレな性格と、恋に悩める人間たちの切ない気持ちが絡み合い、読み進めるたびに胸がキュンとなります。
ロマンティックで、少し切らずに、でも優しい。
そんな恋物語を求めている人には、心からおすすめしたい一冊です。
黒猫王子の魔法にかかった一杯のコーヒーは、あなたの心にも、特別きっとな恋の奇跡を運んでくれるはず。
不思議な喫茶店に、ちょっぴり切らない恋の物語を求めて、行ってみませんか?
・ファンタジックな世界観とロマンティックな展開。
・猫と恋の要素が絶妙に絡み合う。
猫が登場する本を読むと、こんな素敵な効果が!
効果①:癒され度バツグン!ストレスが軽減
猫のふわふわな毛並みや、のんびりとした振る舞いを想像してみてください。
猫が登場する本には、そんな癒し効果がたっぷりあります。猫たちの愛らしい行動や、気まぐれだけど憎めない性格に触れるたびに、自然と心がほっこり。
特に、疲れた日の夜や、リラックスしたい休日に読んで、ストレスがスーッと消えていくような気分に。
ページをめくるたびに、猫たちもふもふ感が心にしみてきますよう、まるでうちの中の猫を撫でている気分に浸れます。
効果②:猫の気持ちが分かるようになる!愛猫との絆が決意
猫の物語を読んでいると、「あ、うちの猫もこんなこと考えているのかな?」と思う瞬間があります。猫の視点でのエピソードや、猫らっし行動の裏に隠された気持ちがリアルに描かれているので、共感すること間違いなし!
物語を読み終わったころには、きっと「うちの猫にももっと優しくしよう」、「もっと一緒に遊ぼう!」なんて気持ちになるはずです。
効果③現実を忘れて、猫たちの世界へ!
猫が登場する本には、ファンタスティックな世界観が起こっているものがたくさんあります。
そんな猫たちと一緒に、少しだけ現実を離れて冒険の旅に出かけられるのも、猫の物語ならではの特徴です。
「猫って、やっぱりただのペットじゃないんだ」と、思わず信じてしまったような、不思議でロマンティックな気持ちになれるのも魅力のひとつです!
まとめ:猫たちが紡ぐ、癒しと魔法の物語へ――
さてさて、私のおすすめの猫が出てくる本をご紹介してきました!
これらの物語は、どれも心温まるエピソードと、少し不思議な魔法がかかったような魅力にあふれています。 今回ご紹介した10冊は、そんな猫たちが織りなすストーリーの中でも特におすすめなものばかり。
星を詠む猫、不思議な恋を叶える黒猫、世界を旅する冒険猫、海辺のシェフ猫、そして、かしこくて優しい猫たち――。
どの物語にも、愛らしい猫たちが登場し、読者の心を優しく包み込んでくれます。
『猫の日』をきっかけに、ぜひこれらの本を手に取ってみてください。
猫がくれる癒しと魔法の世界に、心を許してみてはどうでしょうか?
きっと、素敵な読書体験が待っていますよ。
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